サッカー代表チーム各国カラーの由来
サッカーの代表ユニフォームには、各国それぞれの由来や特色が表現されているものです。
日本の「青」は、その昔、胸に日の丸をつけていた時代に(今は袖につけています)、それが映えるようにと青にしたのだとか。
ちなみに日韓W杯に出場した32ヶ国のうち、実に29ヶ国は自国の国旗の色をモチーフにしています。
たとえばフランスの場合、上着は青でパンツは白、ソックスは赤。国旗のトリコロールカラーを表現しているわけですね。
国旗の色とユニフォームの色が無関係なのは、実はイタリア、スロベニア、そして日本の3カ国だけだったのです。
イタリアの青色のユニフォームは、その昔、ローマ帝国時代において聖地を奪還した、強力な軍隊の象徴である十字軍の青い鎧をモチーフとしています。
スロベニアのユニフォームカラーは緑ですが、これは国土の山々を表現しているのだとか。
なお、ブラジルの場合は、カナリア色がたまたま国旗にも採用されていますが、これはユニフォームの色とは関係がないのだそう。
その昔、ブラジルが敗戦した際、ブラジル人のなかにショックで心臓マヒを起こし、死亡した方が数人いたのだそうです。
そのときの悲劇の傷を癒してくれる「カナリア」色をユニフォームにも採用したのだそうです。
また、日韓W杯には出場していませんでしたが、オランダのオレンジ色は「オレンジ公」に由来しています。
本当にサッカーの代表ユニフォームの由来には様々なものがあるのですね。
2008年6月28日|
カテゴリー:デザイン
スポンサーロゴがないものがある
サッカーに限らず、スポーツクラブのユニフォームには、支援しているスポンサーのロゴが入っています。
スポンサーロゴが入っていないサッカークラブというのは存在すると思いますか。
実は存在します。
世界的ビッグクラブのFCバルセロナは、創設当初からユニフォームに広告を入れないクラブとして有名でした。
しかし広告を入れないと、スポンサーになってもらえず、クラブの運営に支障が出そうに思います。
大丈夫なんでしょうか。
実は、バルセロナというクラブは、ソシオというサポーター組織からの収入、グッズ収入、テレビ放映収入などで運営費がまかなわれているのです。
05年には北京オリンピックの組織委員会から、ユニフォームロゴの掲出依頼か゜あったということでしたが、これは立ち消えになっています。
なお、06-07シーズンより、児童福祉活動に対する支援という観点で、ユニセフと無報酬で5年契約を結ぶことで合意しています。
これによって他クラブのそれとは意味が異なるものの、06年9月12日からクラブ史上初、胸部分にロゴを入れたユニフォームを使用しています。
ちなみに、スポンサーとは関係ありませんが「Mes Que Un Club(クラブ以上の存在)」というスローガンがバルサにはあり、ユニフォームの後襟部分にこの言葉がプリントされています。
そういえばJリーグの大分トリニータの話ですが、スポンサーロゴを入れたいのだけど、肝心のスポンサーが見つからなかったということがあったそうですね。最悪空白になってしまう恐れがあり、関係者はだいぶ気を揉んだという話でした。
後日スポンサーが決まり、最悪の事態は免れたようです。
2008年6月25日|
カテゴリー:デザイン
個性的なサッカーユニフォーム
サッカーのユニフォームのデザインも、実に豊富です。
数多く存在するサッカーユニフォームの中で、特に個性的なユニフォームを紹介してみましょう。
国内外問わずいくつかピックアップしてみたいと思います。
まずは、98年W杯前後のメキシコ代表です。
最近はプーマがシャツの一部分に各国の象徴といえるものをうっすらと入れていたりしますが、このときのメキシコ代表のものは全身にアステカの神々がくっきりと刻み込まれているものでした。
これはかなりハイセンスでカッコイイものでしたね。
次にこれまたメキシコ代表ですが、90年代に活躍した小さなGKカンポスのユニフォーム。
彼一人だけ、自身でデザインした特注モデルを着ていたんです。
3色以上の蛍光色を組み合わせて、星や稲妻や渦巻きといった奇抜な柄が入っていました。それを日替わりで着用していたのです。
サッカー史上最も派手なユニフォームではないでしょうか。
続いて国内のJ初期のセレッソ大阪です。
蛍光ピンクの桜吹雪のシャツに蛍光水色のパンツ。
さすが大阪といおうか、日本サッカー史上最も派手なユニフォームといえるでしょう。
それから、94年W杯のアメリカ代表。
ホームが紺色に銀の星、また、アウェイは赤のストライプと、これはまさに星条旗。
地元開催なだけあってデザインも気合が入っていましたね。
最後に98年W杯前後の日韓代表。
それぞれ紅蓮の炎、黒赤の陰陽があしらわれているものでした。
こちらも地元開催なので気合が入ったのでしょうね。
これらのほかにも個性が強いユニフォームはたくさんありました。
2008年6月13日|
カテゴリー:デザイン
サッカーJ1・鹿島の'08モデル
サッカー・J1の鹿島アントラーズの新ユニフォームは、07年11月に発表されました。
ナイキ製のこの新ユニフォームは、ホームタウンマークを新たに採用し、「KASHIMA」の文字に代わってユニフォームの右袖部分を飾ることになりました。
また、背番号下部にアントラーズとしては初の「選手名を入れる」試みになったようです。
生まれ変わろうとしているアントラーズの象徴とするのでしょうか、ユニフォームも斬新に変更されています。
ファースト、セカンドともチームカラーであるディープレッドと、セカンドカラーであるディープブルーの組み合わせになっています。
元々、赤は茨城の県花であるバラ、青は鹿島灘の海の色から取り入れられたカラー。それらがさらに深みを増し、現在の色に定着したというわけです。
新ファーストユニフォームですが、ディープレッドとディープブルーの斬新な横縞になっていますね。
ディープブルーの4本のストライプは、太平洋、利根川、北浦、霞ヶ浦の「水」を表現しているのだとか。
水郷筑波国定公園に位置し、水に非常に恵まれているホームタウンエリアを象徴しているのですね。
また、4本のストライプにより分けられた5つのディープレッド部分はホームタウンである鹿嶋、神栖、潮来、鉾田、行方の5つの市の大地を表しているそうです。
全体の印象としてはフラメンゴに似ている気がします。
やはりジーコつながりなのでしょうかね。
08年も鹿島はこの新ユニフォームとともに日本サッカーを盛り上げてくれそうな気がします。
2008年5月29日|
カテゴリー:デザイン
サッカーJ1の'08新ユニフォーム
サッカーJ1の各クラブも続々と新体制を発表しくなかで、08年の新ユニフォームも明らかにされてきました。
新ユニフォームが発表されると、ファンサイドも徐々にサッカーモードになるものですね。
今回は清水エスパルス、横浜・F・マリノス、FC東京のユニフォームについて少しお話したいと思います。
まず、清水エスパルス。
こちらの最大の変更点はアウェー用です。
アウェー用は、エリが欲しい(エリを立てたい)といった選手の声があったんだそうで、エリ付きのデザインに変更されています。
これには少し工夫があって、エリを立てると首の後ろ側にエスパルスのロゴが現れます。
誰がエリを立て、ロゴを見せてくれるのか楽しみですね。
続いてマリノス。
マリノスといえばトリコロールでアディダス3本線。これは永遠に続くのかと思っていましたが、そうではなかったようです。
しかし、ナイキに切り替わることが決定してからもadidasのサイト上ではマリノスとのこれまでの絆を強調していますし、今後復活もあるかもしれませんね。
最後にFC東京です。
こちらはインパクト充分の新ユニフォームになりましたね。
セリエAのジェノアやカリアリのような派手なカラーリングです。
日本人の顔に果たして合うのかと気になっていましたが、どうにか大丈夫のようです。
また、密かな注目点は背中の名前が番号の上にあることでしょうか。
Jリーグでは名前は背番号の下に小さく入ることが多いんです。
本来は企業に高額で売れるはずのスペースに、名前を入れたのには、何か意図があったのでしょうかね。
2008年5月28日|
カテゴリー:デザイン
3rdユニフォーム
サッカーの試合を観ていると、たまに、選手がホーム用・アウェイ用のどちらでもない別のユニフォームを着てプレーしていることに気づいたりすることがあります。
実はホーム用でもアウェイ用でもない、「3rdユニフォーム」を持っているクラブもあるんですね。
サッカーの試合で、敵チームと味方チームのユニフォームの色あいが近い場合、ピッチ上での敵味方の判別が困難になる恐れがあります。
各チームは色合いのまったく異なるホーム用とアウェイ用の二種類のユニフォームを用意しています。
先に述べたようなケースが起きたときにアウェイチームは、アウェイ用のユニフォームを身に着けてそれを回避するわけです。
しかし明度が近い、あるいは彩度が近いといった理由でアウェイユニフォームであっても、やっぱり敵味方の判別がつきにくくなる場合が考えられます。
そのようなときのために、さらに色合いが違う第三のユニフォームを用意するチームもあるということです。
3色あればいくらなんでも大丈夫だろう、ということですね。
また、ユニフォーム自体に商業的価値があるビッグクラブなどでは、販売目的で3rdユニフォームを製作する、ということもあるようですね。
3rdユニフォームは国内リーグにおいてはあまり着用する機会はないようです。
チャンピオンズリーグ、UEFAカップなどの国際試合のアウェイ戦で着用することが多いようです。
2008年5月26日|
カテゴリー:デザイン
オーセンティックとレプリカの違い
サッカーのユニフォームを取り扱っているショップのサイトを見ていると、「オーセンティック」と「レプリカ」という言葉が出てきます。
これはそれぞれどういう意味なのでしょうか。
今回はこの二つの特徴や注意点についてお話しましょう。
サッカーユニフォームの購入を検討されている方の参考になると嬉しいです。
まず、オーセンティック(オーセン)について。
これは基本的にサッカー選手が実際の試合で着用するモデルと同モデルのもののことを指します。
ただし、オーセンティックの定義はメーカーにより若干異なっています。
素材は吸汗速乾性に優れていたり、機能性を重視したものになっていますので往々にして耐久性は低いものです。
また、必ずしも選手支給用モデルと完全に同じとは限りません。オークションなどで、安易にオーセンティック=選手用と記載されているものはいろいろな意味で注意が必要です。
なお、オーセンティックの同義語でエキップメントという呼び方をすることもあります。
一方レプリカですが、これは素材を耐久性にウエイトをおいた造りになっているものを差します。
選手ではない、一般の方(ファンですね)が着用することを念頭においているので、インナーを取り除くことで着脱性を高めるなどといった、より汎用性や商品性を高めたものをさすのです。
オーセンティックのものよりも値段が安いのが特徴です。
オーセンティックとレプリカ、どちらを買うかはご自分の趣味で選んでよいでしょう。
2008年5月22日|
カテゴリー:デザイン
サッカー日本代表のエンブレム
日本代表のユニフォームをよく見ると、胸のエンブレムに何やら鳥のようなものが目に入ると思います。
この鳥は何なのでしょうか。
何故鳥なのでしょうか。
今回はこの話題について、お話しましょう。
このユニフォームの胸にある鳥のマークは、日本サッカー協会のシンボルマークです。
モチーフになっている3本足の鳥の名称は「ヤタガラス」で伝説上の生き物なのだそうです。
古代、神武天皇東征の際に天皇の道案内を「ヤタガラス」がしたという伝説が残っています。
また、三本足のカラスは中国の古典にも「日出づる国のシンボル」とあるとのことで、1931年に日本サッカーの象徴として制定された経緯があります。
このときに図案化されたシンボルマークの三足烏とは、中国の故事によったものといわれていますが、そもそもは日本の伝説によるものなので、これは紛れもなく「ヤタガラス」であるとされています。
この図案の発案者は、筑波大学の前身の東京高等師範学校の内野台嶺教授だといわれています。
東京高等師範学校は日本のサッカーの草分け的存在でもあり、1878年にサッカーを学校教材としてすでに採用していたところ。
日本各地にサッカーの普及活動を行ったのもこの学校であり、日本サッカーの歴史そのものといっても過言ではないでしょう。
1921年、日本サッカー協会の前身となる大日本蹴球協会を設立したのもこの学校の関係者が中心となっていたそうです。
ちなみに内野教授は1906年当時の東京高等師範学校のサッカー部員でした。
2008年5月20日|
カテゴリー:デザイン
サッカー日本代表は日の丸カラーを着用していた
サッカー日本代表のユニフォームといえば、青。もう定着していますよね。
代表チームのユニフォームは、多くの国が国旗の色をベースとしているもの。
それを考えると日本代表は国旗とは全く異なる色を使用していますね。
では、過去に日の丸カラーのユニフォームが採用されていたことはあるのでしょうか。
ことサッカーに限っては、実は日の丸カラーはそれほど縁起のいい色ではないのです。
1988年に横山ジャパンが誕生した際、日本代表フォワードだった前田治(横浜F)がモデルとなって、代表のユニフォームが赤色になったことを発表しました。
ユニフォームに日の丸カラーの「赤」を基調にしたこの頃は、それまで赤を使用していた韓国が青となったので、とても紛らわしくなっていたんです。
また国際大会での結果についても、バルセロナオリンピックや、イタリアW杯予選は、赤色のユニフォームで敗戦の連続。
そこで、90年代に入り、川淵チェアマン(現キャプテン)が強化委員長を兼任したとき、「日の丸に最も映えるのが青」という決断をし、今日のジャパンブルーが誕生したんです。
ちなみに、青地に炎のエンブレムをあしらったユニフォームに変更されて以降のコンセプトは、次の通りです。
「青」・・・日本の国土を象徴する空と海の色、スピード感。
「白」・・・チームワークの信頼感、フェアプレー精神の象徴。
「赤」・・・炎、日の丸の赤、熱い血潮。
2008年5月19日|
カテゴリー:デザイン
サッカー日本代表は何故青色
サッカー日本代表のユニフォームといえば、青を基調としたデザインです。
ふと思うのは、「サッカー日本代表のユニフォームはどうしていつも青色なのか」ということです。
実はどうして青が採用されているのかは、はっきりとは発表されていません。
どうやら、日の丸の色が映えるのは青だから、ということらしいですが。
日本=青というのは昔からの伝統のようで、明確な理由は正式には発表されていません。
代表チームというものは、その多くが母国の国旗の色をベースにしているものなんです。
しかし、日本代表はというと国旗の色ではなくて、青色を基調としています。
一説には、初のオリンピック参加となった1936年ベルリンオリンピックにおいて、青色のユニフォームを着用した日本代表が強豪スウェーデン代表を破るなどの活躍をしたからだといわれています。
日本代表が初めてW杯予選に出場した1955年スイス大会予選の時も青のユニフォームが採用されていました。
昔から青色とは「すがすがしさ」や「さわやかさ」などを表現し、日本人が好む色のひとつとされています。
周囲を海に囲まれた島国・日本のイメージ、あるいは青春のイメージではと想像されているんですね。
現存する日本代表最古のユニフォームは、ベルリンオリンピック日本代表の際のものが秩父宮記念スポーツ博物館に保管されていて、その色はライトブルーです。
今後も日本代表のユニフォームのデザインはいろいろ変わったりするのでしょうが、青色というカラーはずっと変わらないんでしょうね。
2008年5月18日|
カテゴリー:デザイン
